投稿者:店主うさぎや
【今夜はメヒカリの唐揚げで乾杯!】本日のオススメフード&ドリンク。
4月21日水曜日のオススメフード&ドリンクは???
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せりそば 650円
せりの天ぷら 700円
メヒカリの唐揚げ 500円
丸干しイワシ焼き 550円
★お魚メニューは他にもございます。
日本酒 豊盃 純米吟醸 850円
雪の茅舎 純米吟醸 800円
ガリッと酎(ガリ酎ハイ)600円
いいちこ究極のお茶割り 650円
マミー 350円
コロナビール 700円→567円→550円
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日本相撲協会に設置された「大相撲の継承発展を考える有識者会議」が行われました。「大相撲の伝統と未来のために」と題した提言書では、外国出身力士に大相撲の文化を理解するには、師匠の指導力や協会のガバナンスの重要性が記され、その中では一代年寄についても言及されたようです。この話がもはや世間の注目とも言え、私自身も1番興味深い話題でした。
そもそも一代年寄とは、現役時代に特別に功績を残した力士に贈られ、しこ名のまま定年まで残れる超特別待遇です。この軽い説明では無理のある、非常に栄誉あるものであり、これには成績だけではなく心技体の全てが必要とされます。通常相撲協会に残るには、年寄株を所得しなければいけませんし、それを得るには莫大な費用と譲ってもらえる空き株が必要です。しかし、この一代年寄を所得出来れば、将来は安泰であるということです。
過去に一代年寄を名乗った力士は、横綱大鵬、北の湖、貴乃花の3人がいます。ほかに千代の富士も権利を得ましたが、辞退しています。最初に名乗った大鵬は当時史上1位の32回の優勝を果たし、これが決め手になっての一代年寄襲名でした。子供の頃に、なぜ大鵬だけ現役名で年寄なのかが不思議で、そんな疑問からこの待遇を知りました。続く北の湖、辞退した千代の富士、貴乃花も、大鵬には及びませんが、沢山の優勝と相撲界に及ぼした功績が絶大でした。
今回の会議で焦点とされるのは、すでに44回の優勝を数える横綱白鵬へのこの制度の適用が否かです。実は焦点という形でピンポイントで話されるわけではなく、なんかあやふやにそこを触っているという感じです。「白鵬に一代年寄の襲名はさせません」と、誰もはっきり言わず、一代年寄という制度自体が本来なく、◯◯だから認めるという根拠もないと言及したのです。
結果この会議では、白鵬自体の今後の行く末より、現在の親方衆の今後の成長が課題で、そこに力士育成のやり方、指導力、教育方針などが盛り込まれた会議となり、そこから推測されるには「白鵬の一代年寄襲名は消滅か」という予測です。
もともとなかった制度ですから、今と昔は違うと言ってしまえば、なんでも片付けられます。白鵬が44回の優勝をしても、土俵態度の悪さや、モンゴル人として入門した過去を、そんな一言で決着させてしまうには簡単すぎると思います。
そもそも相撲協会の定年は65歳までですが、現在は再雇用制度で70歳まで働くことが出来ます。5年延びれば年寄株の不足も明らかです。今後変わるべきところに、年寄株を増やすことを考えてもいいのではと私は思います。封鎖的な相撲界です、この機会に大きな改革を望めればいいのではないでしょうか。
本日も宜しくお願い致します!0222659578🐇