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投稿者:店主うさぎや

【今夜はオレンジジュースで乾杯!】本日のオススメフード&ドリンク。

8月25日(水)のオススメフード&ドリンクは???

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本日8月25日は「インスタントラーメンの日」だそうです。1年365日には、全て必ず〇〇の日にはなっていますが、今日は日本で最初のインスタントラーメンである「チキンラーメン」が発売された日からそうなったそうです。チキンラーメンは、1958年の8月25日に日清食品から発売されました。今では誰もが知る日清食品ですが、このチキンラーメンをきっかけに知られるようになりました。「日々清らかに豊かな味をつくる」という言葉が社名の由来になっているのですが、とても素敵な命名の仕方だなと感じました。チキンラーメンの販売開始の値段は、85グラム入りで35円でした。今から60年以上前ですから、この値段を聞いてすぐに高いことはわかると思います。当時、大卒者の初任給が13467円、国鉄初乗り10円、入浴料が16円でした。全て現在の30分の1程度と考えるとして、今で言う1000円くらいだったということです。どのようにしてチキンラーメンが、今現在のように人々に愛されるようになったかですが、一言で言うと美味い、これは便利という消費者からの素直な評判からでした。高いと言われていたチキンラーメンは、すぐに人気となり、いくら作っても需要が追いつかず、問屋の人達が工場に列を作ったそうです。チキンラーメンは画期的であり、すでに存在していた乾麺とは異なり、お湯を入れると食べれる便利品でした。しかし、この便利食品には、この時期に大きな追い風が吹いたこともヒットの要因でした。それはスーパーマーケットの先駆けであるダイエーが、チェーン展開をスタートさせた年だったことです。新しい欧米型流通システムの登場は、インスタントラーメンという加工食品を大量販売するルートが確立されていきました。そして、同じ時期にはお茶の間にテレビが登場するのです。日清食品の安藤社長は、テレビコマーシャルという宣伝方法をいち早く取り入れ、チキンラーメンを多くの消費者に印象付けました。テレビで宣伝するのが当たり前を、企業に根付かせることへの功労者でもありました。現在の日清食品のCMのユニークさは、長い期間のテレビでおなじみの企業として、当たり前の流れなのかもしれません。

その後、袋麺とは違うカップヌードルの登場に至るわけですが、これをよりメジャーにさせた事件がありました。1971年2月の「あさま山荘事件」です。この事件を説明すると長くなるので省きますが、当時山荘前で張り込んでいた機動隊員が、カップヌードルを食べる場面が全国的に放送されて、大きな注目を浴びたのでした。これはカップ麺だからこそ食せたわけで、袋麺では難しかったことでしょう。安藤社長というのは、ダイエースーパーの広がりといい、テレビの普及といい、実にタイミングのいい人です。ちょっとあやかりたいものですね。

本日もランチより宜しくお願い申し上げます。0222659578🐇

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