投稿者:店主うさぎや
【今夜はホッキ貝の刺身で乾杯!】本日のオススメフード&ドリンク。
4月3日(月)のオススメフード&ドリンクは??
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田酒 特別純米 850円
飛露喜 特別純米 850円
田中六五 純米 800円
鍋島 特別純米 800円
日高見 純米 750円
AKABU 純米 750円
楽器正宗 本醸造 中取り 700円
★日本酒は他にも多数ございます。
コーヒー酎 600円
生ライムサワー 600円
オンナロック《うさぎやの呼吸》600円
さきいかの天ぷら 550円
せり鍋 2人前2580円
せりモツ鍋 3080円
せりの天ぷら 900円
せりの卵とじ 650円
仙台せりとトムヤムクン 1280円
笹かまのアヒージョ 650円
(&バケット) 190円
ちょい辛揚げワンタン 600円
せりキムチ 450円
ガリトマト 550円
うさぎや石焼きレッドホルモン 980円
ウサギヤサツマアゲライト 580円
鯖シスター(鯖の梅しそ揚げ)580円
ワカメチヂミ 600円
うさぎやカレー 950円
豆苗干しエビ炒め 700円
イワシフライ 550円
ブリの照り焼き 750円
ホタテの刺身 700円
ホッキ貝の刺身 650円
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「世界のサカモト逝く」昨夜流れてきたニュースに悲しみが襲いました。癌で闘病中とは聞いていたので、奇跡を信じていたものの覚悟もしていたのも事実で‥。3月28日に音楽家の坂本龍一さんが都内の病院で亡くなったと、昨日坂本さんのマネジメント会社から発表されました。2014年に中咽頭がんと診断された時は、今の時代なら必ず完治するだろうと思っていましたが、その後直腸がんと診断されてからは病状の成り行きが非常に気になっていました。坂本さんは教授の愛称で親しまれていたので、ここからは教授と呼ばせて頂きます。私が教授を初めて知ったのは1980年代の3人組バンド「イエローマジックオーケストラ」です。一般的にはYMOの名称で呼ばれ、テクノポップを駆使したサウンドで一世を風靡しました。なんか今まで聞いたことのないこの音楽は、自分の感性での好みというより、どこか物珍しさからの興味、少し背伸びした音楽への好奇心からでした。クラシックをずっと勉強してきた教授が、このシンセサイザーを中心とした音楽へと移行し、その後は新たに映画音楽等への幅を広げた才能の大きさは、国内はもとより全世界へと知名度を高めていきました。そして私にとって印象深いのは1983年公開の映画「戦場のメリークリスマス」での音楽、そして俳優としての出演です。戦場のメリークリスマスのテーマは、その時代を生きた人なら誰もが耳にしたことのあるメロディで、おそらく若い世代も聞けばわかるという人が大半かと思います。子供だった当時の私は、映画館には2回ほど足を運び、パンフレットまで購入したことを覚えていますし、戦メリと呼ばれたその映画のキャスト陣にも大いに惹かれていきました。監督は大島渚監督で、作り手に対してそこまで気にしていなかった私からすれば、異彩を放つ存在感でした。そしてまだまだ芸人としてのイメージしかなかったビートたけし、イギリスのロックスターであるデビッドボウイ、そして坂本龍一という今となっては信じられないような豪華キャストでした。この映画以降にこれらのキャストの動きは常に気になるようになり、特にデビッドボウイにはハマりました。しかし、教授の活躍というのは気にすることなく常に情報が耳に入り、米映画「ラストエンペラー」では米アカデミー賞作曲賞を日本人として初受賞。以後「世界のサカモト」の名をますます世界に轟かせることになりました。子供の頃に印象深かった教授がもう1つ。故忌野清志郎さんとの共作で歌った「いけないルージュマジック」です。今では当たり前のジェンダー的な雰囲気を醸し出す2人は、わけがわからないイメージもありながらカッコよく、こんな大人もいるんだと興味津々でした。この曲は大ヒットしたので、今でも耳ににすることはよくありますが、この2人での楽曲は今となっては信じられない組み合わせです。あらゆる場面で常に注目の集まる教授ですが、私生活にはいつも女性の存在があり、教授の持っている才能、感覚、感性がより引き立っていったのかと思います。今年の1月に、YMOのメンバーである高橋幸宏さんが亡くなり、追いかけるように教授が逝ってしまいました。子供の頃からずっと見ていた、少し変でカッコよかった大人は、最後までカッコよく、本当に愛されながら次々と旅立っていきました。ただ、残された作品は永遠に続くことが救いであり、これからも忘れずに聞いていきたいと思います。「芸術は長く 、人生は短し」これは教授が最後に残した言葉です。実に深いですし、今は考えるほど悲しくなります。本日もうさぎやを宜しくお願い申し上げます。0222659578🐰