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投稿者:店主うさぎや

【今夜はイカの刺身で乾杯!】本日のオススメフード&ドリンク。

5月12日水曜日のオススメフード&ドリンクは!!

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日本酒 田酒 特別純米 850円

雪の茅舎 純米吟醸 800円

萩の鶴 メガネ専用 750円

千歳鶴 純米吟醸 きたしずく 750円

マグロの竜田揚げ 600円

クジラの刺身 650円

本マグロの刺身 800円

生タコの刺身 650円

タイの刺身 700円

イカの刺身 650円

スズキの刺身 700円

サヨリの刺身 700円

コロナビール 700円

生ライムサワー 600円

ガリっと酎(ガリ酎ハイ)600円

せり鍋 2人前 2380円

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立川らく朝さんが亡くなりました。ベテランの雰囲気があり、師匠と呼ぶにふさわしい感じでしたが、実はキャリアはまだ20年という落語家でした。

と、いうのもテレビでもおなじみの立川志らくに弟子入りしたのが、46歳の時でそれまでは医師でした。44歳で客分の弟子になりましたから、正式ではなく、志らくの師匠である談志が面白いから弟子にしろということで入門したようです。立川流であり、67歳という年齢を聞くと、談志の弟子と疑わないものですが、10歳も下の志らくの弟子とは驚きです。前座名のらく朝から変わらずの20年、真打昇進には15年かかりました。医師との二足の草鞋を履き続けたと報道されましたが、並大抵のことではなかったと思います。

学生時代には落研にいたらしいので、夢を叶えたかったのですね。医師には簡単にはなれませんが、落語家なんて誰でもなれる!なんて台詞を、談志も志らくもいかにも言いそうな気がします。

近頃は大学の落研、いわゆる落語研究会からの入門が多いと聞きます。22歳での入門、見習いから始まり、前座から二つ目と段階がありますが、らく朝さんは見習いの雑用は免除されていたと聞きます。すでに社会的な地位もあり、46歳という年齢を考えれば当然に基礎はあったはずです。師匠の志らくが36歳でしょうから、弟子と言えども多少は気を使っただろうし。

柳家小さんの孫である柳家花緑にも歳上の弟子がいます。台所おさんと言うのですが、こちらは1つ上です。花緑は高校生くらいから落語家になりましたから、落研上がりの弟子とはプロでのキャリアが違います。それでも歳下の師匠に入門するのは、師匠の落語によっぽど惚れたのでしょう。花緑も今年やっと50歳になります。普通ならこれからが楽しみな落語家になるんですが。

らく朝さんも医師ならではの健康落語をやっていましたが、時節柄ならコロナを題材にした話も聞いてみたかったです。師匠の志らくの体調を見抜き、嫌がるところを検査して、バゼドー病を発見したこともあるそうです。発見できなければ、心筋梗塞で倒れていたかもしれないとのこと。

67歳というまだまだの年齢でしたが、医師になり、落語家にもなれた短くも太い人生だったと思います。2つの夢を果たし、満足した人生を終え旅立って行かれたと、信じたいと思います。

本日も宜しくお願い致します!0222659578🐰

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