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「ルパン三世」がアニメ化50周年を迎え、新作のテレビアニメシリーズ「ルパン三世パート6」が10月よりスタートします。この節目に、次元大介の声優が小林清志さんから大塚明夫さんに交代されると発表されました。50年とは言いませんが、私が幼い頃から慣れ親しんできたルパン三世において、次元大介の声が変わるというのは、大変な事件です。ルパン三世の説明など、いらないとは思いますが、そもそもはモンキーパンチ原作の漫画で「漫画アクション」という雑誌に1967年8月から1969年5月まで連載されていました。漫画アクションは月に2回発行の青年漫画雑誌で、一時休刊になったものの現在も発刊されています。ちょっと成人の性描写を含む掲載もあることから、少年時代の私にはやや無縁の雑誌でした。しかし、男子にはこの雑誌の存在は広く知られていると思われ、喫茶店やラーメン屋さんで時折見かけた記憶はあります。現に「ルパン三世」をはじめ、「じゃりン子チエ」そして「クレヨンしんちゃん」といったヒット作が度々登場し、休刊のピンチを救ったそうです。他にも「子連れ狼」「かりあげクン」「勝手にシロクマ」などのヒットもありましたが、ルパンとしんちゃんに関しては、国民的な大ヒット作ですので、これだけでお釣りがくるような感じです。

そんなルパン三世のアニメ化は、1971年のことでした。断続的ではありますが、ここまでシリーズが何作も製作され放送されました。しかし現在においては、どちらかというとアニメ映画としての印象が強い気がします。現在は当たり前のルパンの声になった栗田貫一は2代目の声優で、初代は山田康雄さんでした。山田康雄さん＝ルパンだったのですが、1995年に自宅で倒れた末に亡くなり、その後のルパンはどうなってしまうのかと心配にもなりました。そんな中、ルパンのモノマネが代表作とも言えたモノマネ芸人の栗田貫一が引き継ぐこととなり、現在も全く違和感もなく務めています。2011年に峰不二子、石川五右衛門、銭形警部の声優陣が一新したものの、次元大介の声は初回からずっと変わらずのまんまでした。今回新たに次元大介の声優を務める大塚明夫さんですが、実はお父さんは初代石川五右衛門の声優さんでした。大塚周夫さんと言って長く声優、俳優を続けていましたが、この初代石川五右衛門の声の雰囲気は、次元大介の雰囲気にはピッタリだったと思います。わかりやすく言うと弱冠類似していた記憶があるのです。

ルパン三世、次元大介に関してはもっと語りたいことがあるのですが、今日はこの辺で。ひとまずまとめると、ルパンのような大ヒットアニメの声優の交代としては、まずは一安心です。アニメは永遠に続いても、声優はそんなわけにはいきませんから、この交代は残念でもあり、納得です。

本日も11時30分のランチより宜しくお願いします！0222659578🐰