9月30日(木)のオススメフード&ドリンクは！！！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

• 

• 

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

昨日、自民党の新総裁に岸田文雄前政調会長が選出されました。外務大臣、沖縄・北方領土担当相、自民党国対委員長などを歴任し、現在は派閥の宏池会の会長を務めています。いわゆる岸田派で、派閥に名のある長が総裁になるのは久々のこととなります。古くは安竹宮と言われた自民党のニューリーダーは全て派閥のトップでした。安である安倍晋太郎氏は安倍晋三元首相の父でありましたが、首相を目指す中、志半ばで亡くなりました。竹である竹下登氏は、リクルート事件で辞職するまで長く首相を務めました。現在の竹下派は弟の竹下亘氏がオーナーでありましたが、今月亡くなりましたので、今後どう変わっていくのでしょうか。宮である宮澤喜一氏は、自民党50年体制を崩す最後の首相でした。今回の岸田新総裁は宮澤氏以来の広島県出身の総裁ということになります。安倍晋太郎氏にはご子息の晋三氏、竹下登氏には孫でタレントのDAIGO、宮澤喜一氏には孫で女優、タレントの宮澤エマと、なんらかのDNAが今も生き続けています。

そしてもっと古い話ですと、三角大福中の時代がありました。これも一文字づつが政治家の名前なんですが、この方々も自民党の総理総裁を狙っておりました。三は三木武夫氏、角は田中角栄氏、大は大平正芳氏、福は福田赳夫氏、中は中曽根康弘氏です。いずれも自分の派閥を持ち、全員が総理総裁となりました。そして党に大きな影響を与えました。派閥のトップを首相にするのが、所属する議員の役目であり、目標だったのかもしれません。ですから、今回すんなり派閥の所属議員がまとまって投票を決めたのも、唯一派閥の長が立った岸田派でした。麻生派である河野太郎氏は麻生太郎氏との折り合いが悪く、票はまとまりませんでした。高市早苗氏、野田聖子氏に関しては無派閥ですから、令和の総裁選も変わったものです。一時は派閥の解消をされた時代もありましたが、今では当たり前に戻っています。別の世界においても、人が多く集まれば、派閥など出来てしまうものですが、向上する意味があるのであれば良いと思います。ただ群がるだけ‥‥それだけは避けたい現代です。

本日も宜しくお願い申し上げます♪0222659578🐇