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投稿者:店主うさぎや

【今夜は甘エビの刺身で乾杯!】本日のオススメフード&ドリンク。

11月10日(水)のオススメフード&ドリンクは!!!

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日本酒 AKABU 純米 750円

天美 特別純米750円

乾坤一 特別純米 750円

楽器正宗 本醸造 700円

シンハービール 700円

コロナビール 700円

オンナロック《うさぎやの呼吸》600円

せり鍋 2人前 2380円

せりそば 950円

蔵王クリームチーズ 800円

甘エビの刺身 650円

天然ヒラメの刺身 700円

鉄板イカゴロバター焼き 650円

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青森県の鯵ヶ沢にある銅像が完成しました。ブサカワ犬として親しまれていた秋田犬わさおの銅像です。わさおは昨年の6月に亡くなるまで、飼い主の故菊谷節子さんが営む焼きイカ店の看板犬として日本中で有名となりました。わさおは2007年の秋に保護され、焼きイカ店での人気者となり、日本はもとより海外からも観光客が訪れました。テレビで取り上げられてからは町の観光大使としても任命され、ブサカワという新たなジャンルを作り上げました。日本で1番有名な犬の銅像と言えば、渋谷の駅前にあるハチ公像でしょう。飼い主は現在の東京大学の教授であった上野英三郎氏。ハチは飼い主の死後も、上野氏が乗り降りする渋谷駅に毎日迎えにいき、一躍話題となった秋田犬です。飼い主の死後も約10年に渡り駅に通い続け、亡き飼い主の帰りを待ち続けたという忠犬です。驚くべきことに上野氏はハチを飼った1年後には病死しており、たった1年間だけ飼われた飼い主を10年も待ち続けたということです。またハチ公像は1934年に設置され、その除幕式にはハチも参列したことはあまり知られていません。たいがい銅像なんてものは、生前に作られたりすればイマイチ価値が薄れ、特に犬の銅像が生きてるうちに作られるなんて、なんとも贅沢な話です。しかし、ハチが忠犬と褒め称えられたのはすぐにではなく、通行人からイタズラされたり、野犬と間違われ捕まったりと、そんな日々が続きました。そんな中、渋谷駅に通うハチの話を知っていた日本犬保存協会の斎藤会長は、渋谷駅周辺で邪険に扱われているハチを哀れみ、ハチのことを新聞に寄稿しました。その内容は「いとしや老犬物語」と題し人々の心を打ち、ハチのことは広く知られるようになりました。上野氏が亡くなって10年、銅像が設置された次の年に、ハチは渋谷のとある場所で死んでいるのを発見されました。銅像までもが設置されたのにも関わらず、放し飼いにされていたことにいささか驚きですし、犬が自由に渋谷を歩けるようなのどかな時代だったのだと思います。享年11歳、今の時代から比べれば、少し短いですね。ちなみにハチ公像の左耳が垂れているのは生まれつきではなく、野犬に噛まれたことが原因だそうです。

ハチの話が後世に語り継がれているのはご存知の通りですが、1987年の「ハチ公物語」の映画化でより広がり、極め付けは2009年にあのリチャードギアが主演したアメリカ映画の「HACHI 約束の犬」でしょう。これで世界でも指折りの有名犬になったのは間違いありません。

ハチの銅像が有名になったのは1960年代と思われ、その後東急グループが渋谷駅のランドマークにしていったことでよりメジャーになりました。銅像が設置されている渋谷駅の玄関口は、「ハチ公口」と名称がつき、渋谷スクランブル交差点に繋がる人通りの多い場所として名所にもなっています。

現在ハチの銅像は生誕の地である秋田県大館駅前にもあります。また、上野氏の生誕地の三重県津市の久居駅、東京大学本郷キャンパスにもあり、この2つは上野氏とハチが一対になったものです。犬のわさおの銅像が不自然なく制作されるのも、わさおの功績以外にこのハチ公像の広がりが大きいのだと思います。

本日も宜しくお願い申し上げます!0222659578🐰

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