お知らせinfo

投稿者:店主うさぎや

【今夜はメヒカリの唐揚げで乾杯!】本日のオススメフード&ドリンク。

11月5日(金)のオススメフード&ドリンクは!!!

**********

日本酒 田酒 特別純米 800円

AKABU 純米 750円

萩の鶴 メガネ専用 750円

乾坤一 特別純米 750円

シンハービール 700円

コロナビール 700円

生ライムサワー 600円

オンナロック《うさぎやの呼吸》600円

せり鍋 2人前 2380円

せりそば 950円

蔵王クリームチーズ 800円

目鯛の刺身 700円

ヒラマサの刺身 700円

メヒカリの唐揚げ 500円

ヤリイカの天ぷら 600円

**********

秋田県仙北市の劇団「わらび座」が秋田地裁に民事再生法の適用を申請し、2日付けで手続きの開始決定を受けたと発表しました。わらび座は秋田県民には知らない人はいないほどの劇団で、舞台事業の他、地ビールである田沢湖ビールの製造販売、宿泊施設運営事業などを展開しています。劇場やレストラン、温泉宿泊施設がある「あきた芸術村」は、修学旅行の人気スポットです。秋田の人から比べれば宮城県民の知名度はグッと落ちますが、同じ東北にここまで大きな劇団が存在していることを知って驚く人は、多かったと思います。歴史は古く、1948年に東京で創立された原型の劇団を経て、現在のわらび座となったのが1953年です。そしてこの年に秋田県を拠点としました。1971年には「株式会社わらび座」となり、現在の経営母体となりました。仙北市にある常設のわらび劇場はキャパが710あり、1974年にオープンしています。オリジナルミュージカル公演を年間250ステージ行なっているほか、7つの公演チームが国内外で年間1200回の公演を行っているというから驚きです。愛媛県東温市にも「坊ちゃん劇場」を持ち、こちらは452席あります。こちらのこけら落としの演目は、愛媛県らしくやはり「坊ちゃん」で、ジェームス三木が脚本演出を手がけました。開業は2006年4月22日で、うさぎやはその4日前の4月18日にオープンしましたから、忘れることは出来ません。

今回の経営の悪化は、新型コロナウイルスの感染拡大が原因です。劇場公演へのキャンセルが相次ぎ、宿泊者の減少が大きく影響しました。団体客のキャンセルはどこの業種にも大きな痛手ですが、修学旅行の多いあきた芸術村は特にどうすることも出来ません。飲食店なら細々と繋ぐことは出来ましたが、娯楽は我慢しなければいけない時期は続き、非常に辛い月日だったと思います。わらび座は劇団四季、宝塚歌劇団に日本で3番目に大きな劇団です。宝塚歌劇団は少し例外にも感じますので、日本で2番目と数えることもあります。コロナ前には最大で年間25万人を動員し、秋田の演劇界というより日本の演劇界をもリードしてきました。東北の人材や芸能をテーマにした舞台は、この先も存続していく必要があると思います。ですから何が何でも守っていくという気持ちは、地域を越え日本の演劇ファンが望むところでしょう。現在、新型コロナウイルス感染者は徐々に減り始め、少し光が見え始めてきました。ですから再建に向けて、もっと大きな光が射してくれるよう期待します。どうすれば守れるか、、課題は多くあるのでしょうが、その解決策を我々にも問いかけて欲しいと思います。

本日もランチより宜しくお願い申し上げます!0222659578🐰

ページ上部へ