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投稿者:店主うさぎや

【今夜は自家製オイルサーディンで乾杯!】本日のオススメフード&ドリンク。

4月15日木曜日のオススメフード&ドリンクは!!!

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アジフライ 600円

自家製オイルサーディン 750円

せりキムチ 450円

せりそば 650円

せりの天ぷら 700円

エビとパクチーのチヂミ 800円

パクチー麻婆豆腐 990円

ホッキの刺身 650円

タコの刺身 650円

日本酒 綿屋 純米吟醸/田酒 特別純米//各850円

ガリッと酎(ガリ酎ハイ)600円

究極のいいちこお茶割り 650円

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大相撲で長く活躍した元関脇の麒麟児が亡くなりました。67歳という、人生まだまだという歳でした。麒麟児は、相撲協会の理事長だった横綱北の湖、同じく横綱の2代目の若乃花、関脇栃光、小結大錦らと同期で、花のニッパチと呼ばれていました。昭和28年生まれということです。

現役時代は回転の早いつっぱりを得意とした押し相撲で、長く幕内で活躍しました。新入幕は21歳で入幕から連続勝ち越しを続け、関脇に昇進。大関には届きませんでしたが、その分息の長い力士であり、幕内きっての人気力士だったと思います。勝ち越しと負け越しを繰り返すという、当時の代表的な力士でしたが、負けても場内を沸かす引かない取り口は、私も大好きでした。押し相撲は一流、組んだら三段目などとよく表現をされますが、私が見ていた麒麟児はそこまで組んでは取れない印象はありませんでした。

幕内在位は84場所で、当時は高見山に次いで2位でした。その後、力士寿命も伸びたのか、今ではその上の在位数記録者は10人以上います。35歳での引退は、充分だったと感じてはいましたが、今ならもっとやってと欲したかもしれません。ただし、引退は幕内で、十両に落ちてまで相撲は取りませんでした。最後はケガで途中休場しての決断でしたが、引退年には小結を務め、次場所には敢闘賞を受賞するなど元気でした。最後の三賞がこの敢闘賞になりましたが、三賞受賞回数11回のうち、敢闘賞4回、殊勲賞4回、技能賞3回というバランスの良さはなかなか見当たりません。

麒麟児の有名な取り組みとはいうと、対富士桜戦を思い起こします。実際私は生では見てはいませんが、1975年5月場所の天覧相撲は、両者合わせて108発の突っ張り合いは語り草です。天覧相撲にはこの取組をあえて組むようになるほどの人気カードでした。1981年1月場所の千代の富士初優勝の場所もこの取組がありました。千代の富士フィーバーに沸くその頃は、幕内中盤にもこんな対戦がありましたから、相撲人気は衰えることを知りませんでした。

引退後の麒麟児は年寄北陣を襲名。NHKの解説にも度々訪れ、ソフトな語り口は評判も抜群でした。いづれ独立して部屋を興すかと思っていましたがそれもなく、二所ノ関親方が定年になった際も継承はありませんでした。定年後の再雇用をされませんでしたので、ずっと体調も良くなかったのだと思います。

麒麟児は平成になる直前に引退し、昭和を最後まで駆け抜けた本当に味のある力士でした。これからも忘れません。

本日も宜しくお願い致します。0222659578🐰

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