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メジャーリーグエンゼルスの大谷翔平選手がアスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場しました。投打の同時出場は今季は19度目となりますが、もちろんそんな選手は大谷しかいません。現在の大谷はベーブルース以来の「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」という記録に向かっています。報道や世間の話題にはなっていますが、これがメジャーリーグの表彰される対象でもタイトルでもありません。しかしながら、それらよりも非常に価値のある稀なことではあります。強烈なフレーズというのはやはりベーブルース以来という言葉でしょう。ベーブルースと言えば、主にニューヨークヤンキースで活躍したメジャーリーグの英雄です。私が最初にベーブルースを耳にしたのは、小学校の授業だったと思います。小学校で習う偉人の1人にベーブルースがいて、科学者とか政治家などの偉人の中で、ひときわ興味をそそる人でした。当時の日本には王貞治という大英雄がいて、この王選手が日本版ベーブルースというイメージで感じておりました。王選手は、巨人の4番を務めており、ベーブルースの歴代本塁打数を超え、ハンクアーロンの755本に迫っていました。ちなみにベーブルースの生涯本塁打は714本でしたから、この記録を王選手が抜いた時期が、よりベーブルースを知るきっかけになったと思います。ベーブルースはヤンキースというイメージが強いのですが、入団したのはボストンレッドソックスでした。レッドソックスでは20勝以上を2回記録するなど、投手としての役割は大きく、打者としてはレッドソックスの最終年に好成績を残しました。しかし、この前年の1918年シーズンが花開くきっかけの年で、この年に「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」を記録しました。この記録はこの年のみで、これが103年前の出来事となります。

今シーズンの大谷はシーズンの最初からホームランを連発し、最近まではリーグトップを走っていました。しかし、このところは猛追する選手が現れ始めると共に、打席にたっても敬遠されるなど打つ機会さえも失われています。今日の試合では、2失点と試合を作り、好投したものの勝ち負けは付きませんでした。打者として専念することも１つですが、この大記録を目前に達成しないという方がもったいなくもなります。残りの試合数を見れば、後2回はチャンスがあるとみられます。ですから、まずは2ケタ勝利の達成を決めて欲しいものでしたが、またお預けとなってしまいました。やはりシーズンの大半はホームラン王の期待が大きかったので、タイトル獲得の希望が上ですが、達成できるとしたら「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」になっちゃいますかね。二刀流もいつかはどちらかに専念する日が来ると思いますし。残りシーズンに大きく期待します！

本日もご来店お待ちしております！0222659578🐇