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将棋の藤井聡太二冠が、昨日叡王のタイトルを獲得して三冠となりました。東京渋谷区の将棋会館で行われた一戦は、同郷の先輩である豊島叡王との対戦でした。藤井二冠の最大の壁とも言われた豊島叡王との対戦は、昨日の一戦を勝った方がタイトル獲得、防衛ということでした。藤井二冠にとって豊島叡王との対戦成績は非常に分が悪く、マスコミからも世間からもとても注目の対戦でした。長引く対戦の中、残り時間をわずか残し、豊島叡王から投了の声。史上初の十代の三冠棋士が誕生したわけです。5年程前から天才という名を欲しいままにしてきた藤井二冠でしたが、このスピードでのタイトル獲得には、予想通りというか予想以上と言いますか。若くして天才と言われた人は順調に道を歩むだけではなく、周囲の期待に応えられずに失速していく例も多々あります。藤井二冠も当然例外ではないプレッシャーの中にいたはずですが、終わってからの会見を見る限り、肝の座り方はハンパない感じがします。それでも10代半ばの頃よりはだいぶ年齢がついてきた感じです。しかしながら一般社会でいえば、高卒1年目の青年、いや年齢的には少年です。かつて若くして将棋界を圧巻した羽生善治さんよりもはるかに若いのです。豊島叡王との対戦成績もここ最近のタイトル奪取から圧倒しています。最近の将棋界をリードする四天王の中では、頭１つリードの藤井二冠ですので、これからどんどんタイトルを獲得していくに違いありません。年内にはまた１つタイトルの挑戦権を得るとのことです。

本日も宜しくお願い申し上げます。0222659578🐰