投稿者:店主うさぎや
【今夜はせり鍋で乾杯!】本日のオススメフード&ドリンク。
2月2日(木)のオススメフード&ドリンクは??
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田中六五 特別純米 800円
鍋島 特別純米 800円
日高見 純米 750円
写楽 純米 750円
AKABU 純米 750円
楽器正宗 本醸造 中取り 700円
★日本酒は他にも多数ございます。
コーヒー酎 600円
生ライムサワー 600円
オンナロック《うさぎやの呼吸》600円
芋焼酎 萬繕ノロシ 900円
せり鍋 2人前2580円
せりモツ鍋 3080円
せりの天ぷら 900円
仙台せりとトムヤンクン 1280円
笹かまのアヒージョ 650円
(&バケット) 190円
ちょい辛揚げワンタン 600円
せりキムチ 450円
ガリトマト 550円
うさぎや石焼きレッドホルモン 980円
ウサギヤサツマアゲライト 580円
鯖シスター(鯖の梅しそ揚げ)580円
せりキムチ 450円
ワカメチヂミ 600円
新物ワカメしゃぶしゃぶ 700円
茎ワカメの天ぷら 550円
タラ入り湯豆腐 600円
パクチー麻婆豆腐 980円
イワシフライ 600円
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今から約2年前、2021年の4月に長崎県佐世保市の九十九島動植物園「森きらら」で不思議な出来事が起こりました。雄とは接触の出来ないはずのシロテナガザルが、突然赤ちゃんを産んだのです。スクスクと成長する姿に、祝福の声が上がる一方で、謎は深まるばかりでした。その出産した猿は「モモ」と言う当時10歳のシロテナガザルで、人間で言えば20歳くらいでした。シロテナガザルというのは、国際保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に指定されており、同園にはモモの父親である「与太郎」が飼育されていました。ただ、近親交配を避けるため、与太郎は右隣の檻にいて、接触は不可能ということ。また、与太郎の檻には別の雌のシロテナガザルがいて、同じ空間に雌がいるのに、隣の檻のモモに興味を持つことは考えにくいということから、与太郎はないという結論でした。また、左の檻にはフクロテナガザルの雄が3匹いますが、こちらは生物学的に別の種類ということで、例え交尾をしても妊娠する可能性は極めて低いとのことでした。そして、1番可能性が高いのが、モモとは入れ替え展示をしているアジルテナガザルの「イトウ」です。入れ替え展示というのは、展示室と寝室が日によって交換で行われており、2匹が一緒になることはありません。しかし、可能性のあるこの2匹の住む展示室と寝室には、直径9ミリの複数の穴がありました。そんな謎の出産から2年経ち、子ザルのDNAが採取出来たことにより、鑑定結果が判明しました。モモの相手はイトウでした。テナガザルの生殖器は人間の小指ほどの細さで、時間もさほど要することはありません。人間の目的とは少し違う事もありますから、この直径9ミリの小さな穴を通して交尾したと言うことです。子ザルの名前は、これから一般公募されるということで、多少なりの歓迎ムードはあるようで安心しました。というのも、今回の出来事はそもそもは動物園のミス。純血種の繁殖が求められている状況下においては、管理の徹底がなされていなかったことになります。しかし、産んだサルにも産まれた子ザルにも罪はありません。狭い檻の中で、生命を残さなければいけないという本能が芽生えるのは素晴らしいものです。入れ替え展示という複雑なシステムの中、近くに雄がいる、雌がいるということを感じるのは当然のことですし、この子ザルの成長をこれからも見守っていくべきかと思います。とはいえ、雑種ということですから、今後は母親以外との接触を持つことは出来ない訳で、それもそれで可哀想な話。子ザルのためにも、もう少し気の利いた配慮が出来る環境はあるのでしょうか?この話題、謎が解けた話だけにとどめるのではなく、もっと寛大なテーマとして考えていかなければいけない気がします。本日もうさぎやを宜しくお願い致します。0222659578🐰